古田住職の話

頭陀袋102 決定という言葉

2020-11-24

現在では『決定』を『ケッテイ』と読まれることがほとんどですが、昔は呉音で『ケツジョウ』と読まれていました。私たちの読む経典にも『ケツジョウ』と発音が出てきます。「決定」とは名詞的には「あることが定まっ...

頭陀袋098 堪忍袋の緒が切れる

2020-08-01

「きれる」と、国語辞典を引くと二十項目にも上る意味、使い方に出会います。でも主語をつけて「あの人はきれる」と、言えばおのずと意味は限定されてきます。日本語としての「きれる」とは頭の良い人、物事をテキパ...

頭陀袋097 力士大波の変身

2020-07-01

明治維新後、日本禅三派のうち最も打撃を受けたのは黄檗宗で、徳川幕府崩壊の後は大変な危機に見舞われた。黄檗宗は幕府から多大な庇護を受けていたからである。人物も拂底し時の救い主となったのは後の黄檗宗管長に...

頭陀袋095 主人公

2020-05-01

主 人 公人は本当に自分自身、主人公でいるかどうか? 考えてみると極めて疑わしい。他人のちょっとした批判を気にして、その言葉に引っかかり、何日も何日もこだわり続けている。自分自身の主人公は他人になって...

頭陀袋094 破顔、微笑、大笑

2020-04-01

「笑う門には福来る。」と申します。不思議なことに幸福な人のところには幸福が集まり、不幸を嘆いている人のもとには不幸が集まります。大いに笑って不幸を吹き飛ばし、幸福を招くことに致しましょう。笑いの表現と...

頭陀袋093 「いまどきの若い者は?」

2020-03-01

最近の世相を嘆く言葉の中に「今時の若い者は…」というのがある。これは現代ばかりでなく、昔からあった言葉のようである。沢庵禅師は、徳川三代将軍家光公の側近として知られるが、禅師は、「今どきの若い者は。」...

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