高山市

頭陀袋034 放生(ほうしょう)について

黄檗宗を伝えた隠元禅師は生き物を非常に大切にされる慈悲深い方であったと伝えられています。放生(生き物を放してやる。逃がしてやる)を薦め殺生を戒める詩偈をたくさん残しておられます。

その一つに「我、亦老いたり、風燭定まらず、毎に放生を思うて急務となす。」
私はもう、年老いてしまって、いつお迎えが来るともしれない。ただ、今急がねばならないのは、生き物を自由にしてやることだ。と、述べられております。

796520.pngお寺には、よく放生池というのがあって魚が泳いでおりますがこれらの魚は、和尚さんや、信者さんが放してやったものでしょう。魚や動物に自由を与えてやる行為を放生、といい、この行為は仏教者にとって大切なことです。

以前、高山の夏の風物詩、川施餓鬼の時、うな信さんが宮川に、ウナギを放生なさいました。ご主旨はおなじですね。

隠元禅師はお若いときから、他人に飼われている生き物を見るとお金を出して、買い取り、野外に放しておやりになりました。また、黄檗山に住職されてからも、信者さんからいただいたお布施でお米を買い、鳩の餌として与えられたそうです。このようにして、禅師は生き物を我が子のようにかわいがり、生き物の命を大切にされたのでした。生命を尊び、殺生を戒めることは、いろいろなお経にみられますが、梵網経にはあらゆる生き物は、もしや、自分の父母の生まれ変わりかもしれないから、できるだけ自由にしてやりなさい。と、説か れております。 放生会 (ほうしょうえ) は日本においては京都の宇佐八幡宮で七百二十年、石清水八幡宮では八百五十九年、鎌倉鶴岡八 幡宮では千百八十七年、神仏習合の行事として行われるようになりました。

寺院では、春、秋の彼岸の時、また、お盆の行事として行うところが多いようです。

花祭りのご案内(お釈迦様の誕生をお祝いする法要)

732719.png高山市佛教会の年中行事として市内の寺院がたが、宗派関係なく合同で、(平成二十七年は 五月十七日、午後一時より)高山別院庫裏で行われます。ぜひともお参りください。また、高山市佛教会行事等の費用のご寄付をお願いしております。

恩林寺では御志納金を取りまとめて、毎年、会のほうに納付させていただいております。お志をくださいました御芳名を、毎年花祭りパンフレットに載せていただいております。

住職合掌

頭陀袋034 放生(ほうしょう)について

image_preview.png実際の頭陀袋はこちらです。

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平成27年 2019/02/04takenoko

頭陀袋036 お母さんとの別れ

230188.pngお坊さんとう立場から、私たちはいろいろなお別れの場面に立ち会わせていただいております。

実は最近、市内のお寺様の檀家さんのお葬式にお参りさせていただきました。

お通夜が終わって喪主の方のご挨拶がありましたが、大変、丁寧なおことばがあり、故人を思う気持ちが言葉となってあらわされ、故人が平生、皆さんに慕われていたのだなあ。と、感銘致しました。寺に帰りまして香典返しについておりました会葬御礼のはがきにはこんなことが綴ってありました

「愛情に包まれた幸せな日々ありがとう」

新聞用のポケットの付いた椅子カバーや、柔らかなコタツの上掛け。我が家のそこかしこに残されているのは、母手つくりの手芸品。そっと手にとればぬくもりとともに 愛情が伝わってくるような気がいたします。いつもちくちくと縫い物に励み暮らしの彩りを添えていた母。おおらかで広い懐や明るい笑顔は皆の心のよりどころでした。私たち子供は、母に厳しくしかられた記憶はなく孫たちにとってもやさしいおばあちゃん。

一年ほど前に病がわかってからでしょうか、子、孫、家族そろって温泉旅行に出かけました。名湯に癒され美しい景色に 目を細めそしてたくさんの笑顔に囲まれて ...。あの時のしあわせそうな母の表情を生涯忘れることはありません。入院中も、幼い孫の名前を呼び、最後まで 「家族を気遣ってばかりでした。そっとあたたかな手を添え今日まで皆を守ってくれた母に、今、心から「ありがとう。」を、伝えます。

子供一同

妻○○ゆみ子は平成二十七年三月二十八日 満六十五歳にて真心を尽くした生涯の幕を下ろしました。頬笑みの花咲く人生を共に 歩んでくださった皆様へ、賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。本日の会葬まことにありがとうございました。

喪主○○○○

外親戚一同

会葬御礼の葉書には、会葬御礼というタイトルは無く、思いを込めて、となっておりました。故人の娘さんがしたためられたものでしょう。

また、喪主である旦那さんのひとこと。短く意をつくしています。ひごろのお母さんの姿が目に浮かぶようです。最近の六十五歳はまだまだ早死です。短い生涯を力いっぱい生き抜かれたことでしょう。ご家族の悲しみはいかばかりかと思いました。大切な人をお送りする一つの形として、心に残ったお話を紹介いたしました。

住職合掌

頭陀袋036 お母さんとの別れ

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平成27年 2019/02/04takenoko

祭り

祭りの音にはしゃぎすぎて、転んで怪我した経験がある恩林寺の小僧です。

祭りっていいものですよね。
なぜか、心が愉しくなるというか、ワクワクドキドキしてきます。

心理学によると子供の頃、楽しかった時に聞いた音楽は大人になってもワクワクするそうです。

みなさんの幼い頃の「祭り」はどんな想い出がありますか?

1158382.jpg昨日今日と、僕の地元で「高山祭」がありました。

日本三大祭の一つであり、平成最後ということもあり、かなりの観光客が来訪されました。

僕の子供の頃は、祭りの音を聞くと祖父と2人で出かけていき、金魚すくいやベビーカステラ、スーパーボールすくいなど、たくさん歩き回ったのを覚えています。
「あれ欲しい」
「これいいな」
その度に祖父がお金を出し、成功した僕を褒めてくれたり、失敗した僕を慰めてくれたり……。
今思えば、祭りほどお金を無駄使いにするものはありません。なのに、なのに…。祖父はそれを知っててそれでも笑顔でお金を出してくれました。

感謝しかないです。

祖父は普段からも僕を支えてくれました。おもちゃを片付けてくれてたり、ヒーローごっこでは悪役になってくれたり。
たくさんのことでメーワクもかけました。

今年の祭りは天候が悪く、早めに切り上げたそうですが、こんな感じでした。

写真

今でも祭りの音は僕の耳に残ってます。幼い頃の僕の笑顔とともに…。
今でも祭りの音は僕を愉しくさせます。あの時の祖父の笑顔とともに…。

この思いがいつか届きますように今日も笑顔で仕事や勉学に励んできます!
今回も読んで下さりありがとうございました。もしよかったら、「たけのこ」も見てください。

それでは、また来週!

小僧合掌

高山祭2019春高山祭2019春

 

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小僧さんの話 2019/04/15takenoko

お施餓鬼法要の御案内

毎年、恩林寺一番の行事。令和最初のお施餓鬼法要を下記のとおり予定しております。

令和元年六月三十日(日)午前十一時~

昨年お参りいただいた方、今回お参りくださる方でご供養申し込みされる方にはご回向申込書をお送りいたします。
斎座(昼食)を用意しております。
お参りいただける方は、お寺までお知らせください。

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お寺の行事 2019/05/01takenoko

お盆の棚経のご案内

今年のお盆は下記の通り予定しております。

一部、鳳雅禅士が お邪魔いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

8月11日:中山地区・下岡本町恩林寺周辺・山田町・緑ケ丘方面

8月12日:宗猷寺様 棚経加担

8月13日:宗猷寺様 棚経加担

8月14日:川西 (宮川より西の地区)

8月15日:川東 (宮川より東の地区)

8月16日:上野平・古川・国府方面

旧下岡本は8月31日・9月1日を予定しております。 追って日割りをお知らせします。

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お寺の行事 2019/07/21takenoko

ブログ運営者

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檀信徒の皆さんに『一休さん・珍念さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております恩林寺徒弟、鳳雅禅士です。

住職との血縁関係はない在家出身ですが、恩林寺で僧侶となる仏縁を頂戴し、幼き頃からの夢を叶えることができました。

今は京都府宇治市にある黄檗山萬福寺(黄檗宗本山)にて修行しながら大学に通わせて頂いておりますので、普段は恩林寺におりません。

年末年始やお盆には帰ってきます。その時に皆さんと笑顔で会える様に「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。

感謝・合掌。