観音菩薩

頭陀袋084 かんのん様

大乗仏教で親しまれる観音様は私たちにとってどんな仏様でしょうか?
父親の厳しい愛を喩えるのに、お不動さんの愛、お母さんの愛情を示すのに観音様のお慈悲、などといわれることがあります。

hotoke_kudara_kannon.png私たち黄檗宗では朝のお経の第一番の発声は南無(なむ)聖(しん)観自在(かんつさい)菩薩(ぷさ)と唱えます。
聖観自在菩薩とは聖観世音、つまり観音様のことであります。観音様をたたえるお経には大悲呪、魔訶般若波羅蜜多心経、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(通称観音経と呼ばれているもの)等があります。
観音経は法華経という大乗妙典の一部、二十五番目に説かれているお経であり、現世利益のお経といわれてきました。
しかし、化学の進んだ現代、お経の内容が(三十三の御利益、観音様を念ずれば救われる)と、言うのは少し非現実的でないか。というご意見もあるかもしれません。しかし、私たちの心は毎日、地獄・餓鬼・畜生のような思いが行き来しています。こうしたことを思えば、観音経に説かれていることがすぐ納得できると思います。

観音様のお慈悲、あいだみつおの言葉に

『赤ん坊の泣き声を聞いただけでも母親は赤ん坊の気持ちがわかる。その時の母親は、子供にとって観音様だから。母親は子供の気持ちになり切るから子供の訴えがよくわかる。』のです。このごろの悲しい事件、子供のためにはお母さんは悲母観音でなければなりません。

飛騨三十三観音霊場第十八番(観音様の宝庫)

恩林寺のご本尊●聖観世音菩薩
円空佛(聖観世音菩薩三体)
中国渡来観音佛頭(七体)
中国渡来観音石佛(十三体)
その他観音様以外の仏像、いつでもお参りできます。

『令和』と元号が変わるにあたり頭陀袋83号より

もっと読みやすく、親しみやすい寺報とするため、ご年配の方にも読みやすい字の大きさ、文の途中の休憩時間のためのカットなど、工夫してみました。
また、今後は読者様からのコメントをいただければこうしたものも掲載させていただきたいと考えております。

住職合掌

頭陀袋084 かんのん様

image_preview.png実際の頭陀袋はこちらです。

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令和元年 2019/05/29takenoko

ブログ運営者

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檀信徒の皆さんに『一休さん・珍念さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております恩林寺徒弟、鳳雅禅士です。

住職との血縁関係はない在家出身ですが、恩林寺で僧侶となる仏縁を頂戴し、幼き頃からの夢を叶えることができました。

今は京都府宇治市にある黄檗山萬福寺(黄檗宗本山)にて修行しながら大学に通わせて頂いておりますので、普段は恩林寺におりません。

年末年始やお盆には帰ってきます。その時に皆さんと笑顔で会える様に「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。

感謝・合掌。