木庵禅師物語 06~10

10.中国の黄檗山へ登る

2019-11-01

かつて費隠老和尚のもとでお目にかかったことのある隠元老和尚が黄檗山で住持されていました。禅師は黄檗山に登って足をとどめられました。ある日、「燃えさかる焔のなかに身を横たえる、そうした場合についてお教え...

9.生薑と拳

2019-09-25

翌年には再び用庵和尚と西湖へ行脚に出かけられ、そこで若庵和尚に、また竜門で三宜和尚に、また保寿で石雨和尚に、と次々に相見(会う)されて禅問答を 交わされました。たまたま費隠老和尚が金粟山に来ておられる...

8.十三日間の坐禅行

2019-09-01

二十七歳になられて禅師は永覚和尚の下で、教えに従って十三日を限って、昼夜を分かたず寝食も忘れ坐禅に打ち込まれました。すると二日目には夕暮れ時のような気持になられ、三日目を迎えますと、急に体中が軽くなり...

7.禅僧の一つの行き方

2019-08-01

まず杭州の接待寺で雪関和尚にお目にかかって禅問答され、ついで龍樹寺で雪松法師の楞厳経の講義を聞かれましたが、悟ることができず悶々とした気持がますばかりでした。ある日修行仲間の禅友にそのことを打ちあけら...

6.金色の蓮の花

2019-07-01

ある日の夕暮れ、坐禅しておられますと、にわかに金色の蓮の花から何ともいえない香りが漂って来て弥陀庵いっぱいにあふれ、禅師の身も心も晴れ晴れとし身体じゅうから白い汗が雨のように噴き出してきました。禅師が...