恩林寺

頭陀袋088 慈眼視衆生

2019-09-25

人は物を見るとき、自分の損得のレンズを通して判断する。そこに働く分別心に気付き、自分でもなんてあさましいと、思ってしまう。観音経の終わりの部分に、そうした損得のレンズを捨ててすべてのものに慈しみの眼を...

頭陀袋087 すてきな雲水さん

2019-09-01

すてきな雲水さんが現れました。先日、各務ヶ原の清見寺の尼さんから紹介のありました石雲禅寺の尼僧さんが旅の途中、骨山に立ちよりくださいました。うかがえば名前は佐藤紹稟禅尼様、通称稟さん。お生まれは三重県...

頭陀袋084 かんのん様

2019-05-29

大乗仏教で親しまれる観音様は私たちにとってどんな仏様でしょうか?父親の厳しい愛を喩えるのに、お不動さんの愛、お母さんの愛情を示すのに観音様のお慈悲、などといわれることがあります。私たち黄檗宗では朝のお...

頭陀袋082 忠言は耳に逆らう

2019-04-01

秦の始皇帝の死後、 真っ先に都に入ったのは 後に漢を建国する劉邦でした。競争相手である楚の項羽に先んじたことの喜びと、美女と財宝に囲まれて、すっかり気が緩み有頂天になったのを勇将が戒めるのですが劉邦は...

頭陀袋079 道を修める

2019-02-27

人間の心はか弱いものです。自分が何かをやり遂げようと決意し、目標を定め、予定まで立てていても、いざその仕事をやりだすとなかなか思うように進みません。いつの間にか怠け心が出て「もういいや。」と、断念して...

頭陀袋078 沢庵禅師について

2019-02-26

沢庵禅師は安土桃山時代から江戸時代初 めまで生きた名僧として知られています。妙心寺、大徳寺の紫衣事件という法難に逢い流罪となりますがその後、長年の友、柳生但馬守らとともに三代将軍、家光公の側近となり、...