Year 2019

頭陀袋086 開梛(魚梆)と玉鱗のはなし

2019-08-01

頭陀袋85号を見た信者さんから「生飯(サバ)台の話、良かったね。と言うより、昔、萬福寺へ行ったことが思い出されてねえ。あの回廊に釣ってある、でかい魚の写真、懐かしかったなあ。あれ、なんていうんだったか...

頭陀袋085 施食のはじめ

2019-07-01

あるとき、修行僧が閑静な木の下で座禅をしていました。すると、樹の上に猿が住んでいて、僧が食事をしているのを見て自分も食べたくなり、樹から降りて僧の前までやってきました。僧は猿に残飯を与えると猿は、鉢の...

頭陀袋084 かんのん様

2019-05-29

大乗仏教で親しまれる観音様は私たちにとってどんな仏様でしょうか?父親の厳しい愛を喩えるのに、お不動さんの愛、お母さんの愛情を示すのに観音様のお慈悲、などといわれることがあります。私たち黄檗宗では朝のお...

頭陀袋083 貧者の一灯

2019-05-01

釈尊が舎衛国にいらっしゃった時、その国に大変貧しくて身寄りのない一人の女性がいました。彼女は、深く釈尊に帰依しておりましたので、国中の人たちがそれぞれの立場において釈尊とその弟子たちに供養をしているの...

頭陀袋082 忠言は耳に逆らう

2019-04-01

秦の始皇帝の死後、 真っ先に都に入ったのは 後に漢を建国する劉邦でした。競争相手である楚の項羽に先んじたことの喜びと、美女と財宝に囲まれて、すっかり気が緩み有頂天になったのを勇将が戒めるのですが劉邦は...

頭陀袋081 飛流直下三千尺(小さなことにこだわりそうになったら)

2019-03-01

人はどうしても自説にこだわっつてしまう。それも小さな、つまらないことに。そんな時は大きな滝の下に立つことだ。大音響を立てて虹を作り白煙を舞い上げながら落ちてくる滝は、心を洗ってくれる。 李白は廬山の瀑...