平成26年

頭陀袋029 薬王山大寧寺住職、五島海南和尚を訪ねて

2019-02-03

平成二十六年十月十八日、関市迫間、正渓寺を訪問した帰りに、美濃太田の大寧寺に住職、海南和尚を訪ねた。庫裏には人の気配はないが書斎の窓は開けたままで日当たりのいい場所にはむしろにたくさんの銀杏が干してあ...

頭陀袋028 信心の綱 (譬喩経より)

2019-02-03

ある国王が、大工の棟梁に命じて、とて も高く立派な石柱を建てさせた。それはあまりにも見事な石柱だったので王は、棟梁が他の国に出かけて行って同じようなものを建てられると困ると思い、棟梁が石柱頂上にのもぼ...

頭陀袋027 断腸の猿 (動物・愛別離苦)

2019-02-03

東晋の武将、垣温(かんおん)が長江の三峡を下る途中、その侍者が岸の岩場で遊ぶ一匹の猿を捕まえて船に乗せた。子猿は暴れてなき叫び助けを求めてその悲鳴は谷にこだました。このとき、山中にあって木の実を取って...

頭陀袋025 数珠の功徳 (信仰・数珠)

2019-02-03

お釈迦様が霊鷲山で説法されていとき、ナンダ国(古代インドの小国)のハルリ王が使者を遣わし、世尊に「我が国は辺境で、国も小さく、常に兵乱が起こって食物も高く、疾病が流行して人民が困っております。王として...

頭陀袋024 浄土に行ってきた僧の話

2019-02-03

昔、中国に恵鏡法師という立派なお坊様が居られた。ある晩、夢の中でお体が金色に輝き、お顔はとても端麗なる一人の沙門(出家した坊さん)が現れた。その神々しさに思わず合掌し礼拝すると、沙門は「あなたは浄土を...

頭陀袋023 水ばなのおもてなし(因縁)

2019-02-03

ある和尚さんが、お檀下まいりに行ったところ、お婆さんが出てきて「ただいまご飯を炊きますからどうぞ召し上がってください。」と、親切にすすめるので「では遠慮なくご馳走になります。と、読経したあとで席につい...